2007年12月02日

決勝:短足(短柱)の行進vsイタラー その1

決勝:短足(短柱)の行進vsイタラー その1 まさに東西横綱による木造耐力壁の頂上決戦。主催者にとっては絵に書いたような期待できる戦い。しかし、まさかこんな展開にまでなるとは、誰が予想できたでしょう?
2007_1202_416s.jpg
 
 2007_1202_414s.jpg
両者、対戦前のにこやかな握手。しかし、両者の思惑はいかに。
ポラス暮らし科学研究所にとっては昨年のリベンジを掛けた戦い。一方チーム巧(アキュラチーム)にとっては連覇することによって、木造耐力壁ジャパンカップ史にアキュラの時代を築けるのかを決定づけたい戦いだ。

イタラーは、第1試合でポラスの枠縁に50KNを超える戦いを挑まれ、勝利は得たもののダメージを残している。枠縁に対戦したときと同一方向で戦うことになることも不利な状況といえるだろう。
接着材の固化が不十分な可能性もあり、決勝までの間に暖房用のバーナーで脚部を暖めていた。どの程度の期待が持てるのかは別として、決勝に向けての意気込みを見せてくれた。
2007_1202_417s.gif






 2007_1202_418s.gif
  
 2007_1202_418-8.jpg
グラフは、青:短足の行進、赤:イタラー。
10KN付近までは、イタラーが若干剛性にまさっていたが、短足の行進に逆転。まだまだほとんど差もなく、序盤の静かな戦い。

ともに似たような変位の状況を示している。38KN超付近でイタラーが逆転し、終盤戦へ。横綱が土俵中央でがっぷり四つに組んで、力相撲をしている図そのままといった感じ。
油圧ジャッキのストロークもあとわずか。
めいいっぱいに引ききって対戦終了。のはずだった。

青と赤のグラフはほとんど重なっている。勝敗はいかに。
 2007_1202_440s2.jpg
写真で見た最終グラフを読むと53.75KNで、
青:短足の行進 234mm
赤:イタラー 231.6mm
ルール上はジャッキ引きりの500mmで、変位の小さい方が勝ちとなるが、両者の変位合計が465.6mmにしかならない。まだ、35mm弱足りない。 
2007_1202_450s.jpg

 2007_1202_449s.jpg
まるで大相撲の物言いと同様に実行委員会委員が土俵中央で協議。
また、対戦する両者にとっても、この頂上決戦で白黒はっきりとした決着を付けたいという意向も確認された。
その結果、壁位置を左右にもう少し離して、500mm以上で引ききれたときの最終の変位量で勝敗を決することで、延長戦ということになった。
まさに水入りの大相撲。会場からは大きな拍手が。
 2007_1202_454s.jpg
壁の実験などでも、盛り変えといって試験体位置を移動して、連続して記録をとり続けるということがあるらしい。

この水入りがどのような展開になるのか・・・。
 →その2へGO!
posted by 太郎丸 at 09:30| Comment(0) | 2007-12・第10回耐力壁JC決勝T
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: