2012年09月18日

第15回木造耐力壁ジャパンカップ

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初戦に勝たなければ始まらない。そんな厳しいルールとなっている木造耐力壁ジャパンカップ。この厳しさが今年の大会に如実に現われた感じだ。
40KNを超えても初戦を突破できない対戦もあった。対戦の組み合わせは運頼みでしかないため、力を発揮できないまま去らざるを得ない壁もあった。その悔しさが、来年へとつながっていくだろう。

総合優勝は、昨年2位の総合点を獲得した壁の改良版であり、昨年より9ポイント以上のアップのための工夫がどこにあったのか。
トーナメント戦の勝者の壁の部材数の少なさ、その構成のシンプルさ、納まりも特殊な方法でない。しかし、60KN近くまでの耐力を発揮し、施工性も高く実用的な壁となり得るものであった。

金物使用の壁が少なかったこと、樹種の選定にその可能性を見出そうとしたことなども今回の特徴だったように思え、木造の奥の深さをより実感できた大会となった。

今年は、3日間立ち会うことができたこともあり、その様子をこのブログでお伝えできればと思っている。


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■出場耐力壁15体
 sss2012_0917_027.jpg総合得点=
 (耐震性評点+デザイン性評点)
 ÷{(材料費+加工費+施工費+環境負荷費)×10000}

 の総合評点により決定される。
そのため、最大耐力が大きくても分母(コスト)の数値が大きければ評点が高くなるとは限らない。
 デザイン評点は1回戦を勝ち抜かないと評価点がもらえない。
                  ※[失]Pmaxが10 KN以下。桁設置まで15分以上。
                  ※各部門賞は1回戦を勝ち抜いた壁が対象となる。
 
■9月15日
  BONE(ボーン)  ITAMADO
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めりこみ男子 HPW06 returns 数寄檗改
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クロスファイヤー 東濃桧の壁3 〜白糸の滝〜
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■9月16日
 ぶっつけ! 紬(つむぎ)evolution LLサンド
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 ポリテクX夜佐駆 二代目ダイアゴナル
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■審査委員
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            深尾 精一 首都大学東京 都市環境学部 建築都市コース 教授
         岸純夫 日本住宅・木材技術センター理事長 
     河野泰治 建築家(河野泰治アトリエ代表)、東京大学非常勤講師

◆第15回木造耐力壁ジャパンカップの結果へ
posted by 太郎丸 at 06:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2012-09・第15回耐力壁JC−T | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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