2003年12月25日

木耐JC応援blogについて

 木造耐力壁ジャパンカップ応援blogは、木造耐力壁ジャパンカップ実行委員会(木造建築フォラム)により毎年開催される大会の様子を建築設計者である太郎丸(木住研・宮越のハンドル名)の視点で捉えたことをアップしています。実行委員会の公式な記録ではありませんので、記述内容などに対する評価等の扱いにはご注意ください。
 大会には、見学者あるときは参加者、あるときは審査委員などとして初期のころから関わりをもって応援してきました。木造の耐力壁といってもさまざまなアイデアと工夫によって答えが異なることが実感としてよく分かり、毎年の大会を楽しみにしています。

 現在、多くの木造住宅は建築基準法の施行令第46条、および関連した告示第1100号の仕様による耐力壁が用られています。この大会を通じて感じることは、木造は限られた仕様の選択でつくられるものではなく、その原理を知ることによって、多様な可能性を生み出せるということです。同時に、実際に「見て」感じることがものづくりにとっていかに重要であるのかということが理解できます。
 耐震要素の考え方、使われる材料、軸組みを維持するための接合方法、施工方法や解体の方法など、テーマに対する参加者の答えは多様です。これらのことは、単に耐力壁のみにとどまることなく、木造技術、ひいては建築そのものを考えることにつながります。回を重ねるごとにその考えは強まります。

 参加者は、学生、大工、工務店、パワービルダー、設計士、研究者などなど建築に関わりを持つ人たちがほとんどですが、まったく分野違いの一般の方(歯科医)の参加などもあり、広がりをみせてきました。毎年、恒例のごとく参加するチームも増えています。
 競技としての楽しさに加え、新たなアイデア、工夫によってチャレンジする面白さ、それを裏付ける壁の性能を知る面白さ。ある中堅の大工さんが言っていた「これは、おとなの遊びですね」という感想が、年を重ねるごとに参加する耐力壁がレベルアップしていく秘密なのかもしれません。よい意味での「遊び心」が自由な発想を生み、工夫していくものづくり原点なのかもしれません。

 このblogの各現象に対する解釈については、あくまでも太郎丸の視点であり、見る立場によって異なることがあると思います。そういった場合にはコメントを記していただけることをお願いします。
また、気軽に感想や質問も歓迎です。(ただし、回答が必ずしも記されるとは限りません)
もちろん、ハンドル名でかまいません。

 

このblogの作成にあたっては、
・データ等については、実行委員会が作成し公表(公式ホームページ、あるいは大会資料等)しているもの、あるいはそれを元に編集したもの。
 (正式なデータ等は公式ホームページをご覧ください)
・写真は原則として太郎丸の撮影したものを使用。
を原則としています。

このblogはリンクフリーです。しかし、文章や写真等を無断利用することは禁止とします。利用の際には、ご連絡ください。  

 この大会の様子を知っていただくことは、木造技術の発展に資するものとの考えからこのblogを立ち上げています。技術の視点にはさまざまな切り口があることが分かります。あくまでも個人的なblogですので、参加者、関係者等に対して、何らかの支障等がある場合などはご連絡いただきたいと思います。
 また、ここで紹介している耐力壁は、このまますぐに誰でも使えるというものではありません。その技術の独創性や意匠的な活用に対しては、著作権や特許など、製作者への誠意ある対応が必要となります。法的な手続きが必要な場合も考えられますのでご注意ください。

木住研 宮越喜彦
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posted by 太郎丸 at 10:45 | Comment(0) | 木耐JC応援blogについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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